らくよう日和

管理人が分かったことや気づいたことを投稿します

Epic GamesのゲームでSteamのコントローラー設定を使う方法(2024年4月)

  • SteamにEpic Gamesのゲームを登録する
    • Steamの「ライブラリ」 -> 左下の「ゲームの追加」 -> 非Steamゲームの追加 -> 該当ゲームの実行ファイルを選択
  • コントローラーを設定する
    • Steamの「ライブラリ」 -> 該当ゲームを右クリック -> 管理 -> コントローラーレイアウト -> レイアウトを編集 -> 良きように設定する
  • 該当ゲームをSteamから起動する

    補足

  • 非Steamゲームを追加するときにゲームの実行ファイルではなくEpic Games Launcherを登録しても良い。その場合Epic Gamesのどのタイトルでも1つのコントローラー設定を共有することになると思われる。
  • 私の環境では、ある日突然コントローラー設定がゲームに反映されなくなることがあった。該当ゲームをSteamから削除してもう一度登録し直したりしていたら直った。

勉強で分からないことがあったときの対処法

自分は高校の勉強が大変で分からないことだらけだったのだが、今から思えば当時こうしてれば良かったのになと思うことがある。

分からないことがあったときの対処法を有効な順に挙げる。

  1. 分かってる人に聞く
  2. インターネットで調べる
  3. ほかの教科書や参考書で調べる
  4. 自分で考える

1.分かってる人に聞く

まず思い浮かぶのは先生だ。でも授業でやったことを理解できてないことに負い目を感じて聞きにくいし、先生が忙しくて捕まらないときも多い。もちろん、苦言を動じず質問に行けるやつは強い。

一番強力なのは分かってる友達だ。しかしこればっかりは運なので頼りない。

実は、分かってない友達も馬鹿にならない。分かってない友達に自分の疑問を共有してもらおうと説明することで自分の疑問を整理でき、説明の途中でひらめくことがある。

2.インターネットで調べる

コストが安いので、分からないことがあったらまず気軽にネットで調べるのは有効だ。自分が躓いていることがそのものズバリ言及されていることもしばしばある。しかし、情報の品質は先生や本に劣るので、「ネットで調べても分からないからお手上げ」はしないように。

3.ほかの教科書や参考書で調べる

ある本で分からないことがあったとき、その本を穴が空くほどあらためても分かる場合は少ない。自分はそういうとき、一段難易度の低い本や、分からない単元に特化した本にあたる。なにも学校から指定された本だけが全てではない。

本は1冊数千円するのが悪いところだ。今その本を買って知識を深めたからと言って将来にペイできるという保証はどこにもない。ただ、自分が分からないことを分かりたいんだという熱意があれば、何も高いことはない。その知識欲を満足させずして、ほかに何をすべきと言うのだろうか。

本屋で立ち読みしてAmazonで中古本を買ったり、図書館を利用するとコストが抑えられる。

4.自分で考える

頭の中で色々と仮定を置いたり、条件を変えて思考実験してみる。これで疑問が解決することは稀だが、自分が何を分かってないのか明確にできることは多い。自分の頭の中だけでなく、現実世界で物を揃えて実験し始めれば、もうそれは研究と言うほかない。

大学の学生実験や研究室での研究では、いくら資料を漁っても載ってないことをよくやる。自分で考える力が試されており、それを鍛える絶好のチャンスだ。先輩の過去レポートに頼ると、レポートは書けるがそのチャンスを逃すことになる。

国立大卒が高校生に伝えたいこと

自分のこれまでの人生で高校生が最も時間がなく大変だった。現在高校生の人やこれから高校生になる人に伝えたいことは以下の2つだ。

  1. 自分が本当にやりたいことが何か考え続けよ

  2. やりたいことが分かったら、それにリソースを集中せよ(リソース配分)

1.自分が本当にやりたいことが何か考え続けよ

やりたいことは、勉強、課外活動、趣味、部活、恋愛、アルバイトなど何でもいい。

やりたいことが分からない人は八木仁平氏の本を読むべきだが、読んだからと言ってすぐに見つかるわけではない。読んだその場でピンとくることもあるが、内容を一旦頭の片隅に入れて生活することでだんだん分かってくるという本だからだ。ただ早期に読むほど効果的なのは間違いない。

やりたいことが分からない人は勉強を選択するのが低リスクだろう。ただし、そんな動機で勉強に取り組んでも大した結果にはならないだろうとは承知しておこう。また、勉強を頑張ったところで、所詮勉強ができるようにしかならない。「勉強さえしていたらどうにかなる」という過度な期待は禁物だ。

2.やりたいことが分かったら、それにリソースを集中せよ(リソース配分)

リソースを集中するというのはつまり、やりたいことに時間や労力を大きく配分し、そうでないことにはほとんど配分しないということだ。自分はリソース配分と呼んでいるが、これは高校生に限らず人生のあらゆる場面で重要な考え方だと思う。

私は高校の時に勉強を頑張りたいと思ったので以下は勉強を例に書く。同じような考え方が他のことにも適用できると思う。

勉強を頑張りたいなら、リソース配分に則れば、部活やアルバイトなど他のことはやるべきではい。勉強以外にリソースを割いていいのは余裕のある人だけだ。高校の勉強はハードなので、そんな人はなかなかいないだろう。

そして、勉強の中でもリソース配分するべきだ。最も簡単な配分方法は、志望校の志望学科の共通テストの傾斜配点と二次試験の配点を確認し、科目別に配点を足して、ある科目の配点が合計に占める割合を出す。それがあなたがその科目に割くべき勉強時間の割合だ。また取り組むべき優先順位でもある。例えば一般的な工学部機械学科なら、化学を入学後にほとんど使わないことを考慮して「数学>英語>物理>化学>その他」の順になるだろう。全ての科目を満遍なくやるというのは愚の骨頂なのでやらないように。大学受験に内申点は全く関係ないので、共通テストでしかいらない科目(国語の中の古文など)は授業時間だけ勉強し、課題はやらなくてもいい(やるべきではない)ということすら導かれる可能性がある。

Rogue Systemの便利シート

Rogue Systemという宇宙ゲームで使える便利シートを作ったが、Steamガイドを投稿できないのでここで共有する。内容はアクロニム、チュートリアルの手順、ランデブーの計算シートだ。下記リンクからダウンロードして下さい。

Rogue_System - Google スプレッドシート

流体力学の運動量保存則で絶対圧ではなくゲージ圧を使わなければならない理由

流体力学の運動量保存則では絶対圧ではなくゲージ圧を使わなければならない。その理由を以下のMathchaドキュメントで説明した。

https://www.mathcha.io/editor/zPxrriElSdyhd7X173T5ogYNwU1Zw34qtlVv2OW

結論を一言で言うと、大気圧は流体のあらゆるところに働き、大気圧が流体に加える力は全体で打ち消しあうので、大気圧を除いて考えなければならないからだ。

【流体力学】管の断面積が小さくなると圧力が小さくなる理由を原子スケールで説明してくれる動画

通常、管の断面積が小さくなると圧力が小さくなる理由は、ベルヌーイの定理を用いて説明される。しかし、直感的には理解しにくい。

このことを、流体を小さな粒の集まりと捉え、小さな粒の運動と圧力とを結びつけて説明してくれるのが以下の動画である。日本語字幕付きだ。

youtu.be

念のためエッセンスを書いておくと、管壁に平行な速度成分が大きい粒ほど管の狭い部分に進入しやすい一方で、管壁に垂直な速度成分が大きい粒ほど管の狭い部分に進入しにくいということだ。

自殺未遂体験談

私は2022年3月9日の夕方に、首吊りによる自殺未遂をした。珍しい経験だと思うし、何かの参考になればと思ったので、その体験を記しておく。

自殺未遂当日の状況

玄関のドアノブに荷物用のベルト(耐荷重100kg)を掛けて、それで首を吊った。足の支えをやめて首にぐっと体重をかけるとすぐにブラックアウトして失神した。そこまでは順調だったが、その後ちょっとしてから感じたことがないほど強いめまいがやってきて、強烈に気持ち悪くなって訳も分からずベルトを首から外した。ベルトを外したときはまるで夢の中のように、自分が死にたかったことは頭になく、気持ち悪さから解放されたいと思うか思わないかといった時には反射のように手が動いていた。未遂後は息が激しく乱れ、気持ち悪さと体全体の強烈な倦怠感で、1時間ずっとうずくまるしかできず、ずっと息が乱れていた。あと、下半身に大量の汗をかいており、ズボンなどが洗濯後かのように濡れていた。量的には尿かそれ以上だったが、股間付近が集中的に濡れているのではなく下半身全体が濡れていたので、汗だと思う。

自殺の準備

この未遂の日の1,2週間前くらいから、ホームセンターで首吊り用のベルトや床に敷くシート(自動車用のナイロンカバーで代用)を買ったり、仕事から帰ったら毎日のように首吊りの練習をしたりして準備していた。練習では全体重をかけなかったので、顔中がうっ血する嫌な感触がはっきりあり、これで上手くいくのかと不安だった。

自殺の動機

自殺未遂当時でもすでに数年うつ病を患っており、希死念慮はずっとあった。その上で、そのとき自殺を実行した動機は、無のほうが幸せだと再確認したからだ。仕事は激務ではないけど心身ともに不愉快なことが多いし、お金を稼いでも使い道はなく生き永らえるだけだし、休みの日にやる楽しいことはないし、この生活を何十年もしたいとは到底思えないし。無のほうがよっぽど幸せだ、一人暮らしで監視する者がいない今なら自殺するチャンスだと思った。

自殺したい人へ

首吊りを選ぶなら、恐らく私と同じように強いめまいには遭うんじゃないだろうか。私はその先を知らないが、さらなる苦しみがあるかもしれないし、ないかもしれない。

そして重要なのは、私のように未遂だった場合にかなりのリスクがあるということだ。私の場合、不幸(=自殺失敗)中の幸いに何の後遺症もなかったが、後遺症が残って生き永らえる可能性は大いにあったと思う。このリスクについては自殺の前によく考える必要があったと思った。

後遺症のリスクはかなり大きいので、もし死にたい理由の中に私のように仕事という要素が少しでも含まれているなら、自殺の前に辞職して、可能ならば私のように実家に帰ってはどうか。仕事以外の理由は依然として残るが、その中から仕事がなくなるだけで心理的負担は確実に軽くなる。そして特に何もせず、勉強でもゲームでもやりたいことがぽつぽつと出たときだけやって過ごしてはどうか。

私は当初実家に帰りたくなかったのだが、帰ってみると周りから色々と言われたりするのも、そう苛烈ではないのもあってか慣れるものである。実家暮らしだと、私の場合月に数千円しか支出がないので、この点はかなり心理的負担が軽い。少しだが貯金があるし、非常手段としてはUberEatsなどの短期バイトを月に1日程度やれば良い。

実家の支援を受けられないなら、うつ病の診断書とともに生活保護という手もある。私はこの手を使ってないので詳しくは書けないが。

総じて自殺の感想を述べると、かなりリスクがあったのは反省すべきだが、やって気持ちが変わったのは確実だ。私はあの日あの部屋で一度死んだのだから、もうその後はニートでいて惨めな思いをするくらいへっちゃらだという感じだ。こうやって吹っ切れるのなんて、自殺を経なくても吹っ切れられるのがベターだとは思う。