これからUberEatsを始める方々に向けて、実際の経験を踏まえて説明します。
Uber Eatsはやり始めれば簡単な仕事ですが、初回は緊張するものです。
この記事が少しでもお役に立てれば幸いです。
はじめに
このWebページを読みましょう。確実にこの記事より良いことが書いてあります。
当記事には公式のマニュアルには載ってなさそうな細かいことを書きます。
www.uber.com
装備
- バイク(プレスカブ75cc)
- ヘルメット(bluetooth接続のスピーカー装着)
- 手袋(タッチパネル対応)
- 配達バッグ
- スマホ(Xiaomi Redmi Note 11)
- スマホホルダー
- モバイルバッテリー
- 財布
- 油性マジック
- ジップロック(Mサイズ, 雨のときにスマホを入れるため)
- タオル(雨で濡れたスマホをジップロックに入れる前に拭くため)
アプリ
コンパニオン
配達中に非常に便利なアプリを作っている偉い方がおられます。私はナビにYahooカーナビを使いたいので非常に重宝しています。公式でYahooカーナビと連携してくれるとより便利なのですが…。
play.google.com
Yahooカーナビ
Googleマップより高機能ですし、何よりナビ中の地図の縮尺を選べるのがいいです。むしろGoogleマップはなんでそんな基本的なことができないのか…。
carnavi.yahoo.co.jp
Drivvo
バイクの整備に使っています。走行距離や経過時間に応じて必要な整備を通知してくれるよう設定しています。
Drivvo App
業務の流れ
- UberEats対象エリアに移動しオンラインにする
- 現金受付を確認する
- 待機場所に移動し待機する
- 配達リクエストが来たら、良ければ受ける(拒否したら3に戻る)
- お店に移動する
- お店で料理を受け取る
- 届け先に移動する
- 届け先で注文者に料理を渡す(渡したら3に戻る)
1. UberEats対象エリアに移動する
対象エリア内に入ったらアプリの出発ボタンをタップしてオンラインにしておきましょう。
2. 現金受付を確認する
オンラインにした後にのみ現金払いを受け付けるかどうかを設定できます。私は現金払いを非対応にしていますが、一度誤タップで対応になっておりやる羽目になったことがあるので、オンラインにするときに確認するようにしています。
3. 待機場所に移動し待機する
待機場所をどこにするかは配達リクエストの頻度に直結するので重要です。
ドライバーアプリにオレンジや赤色で需要の高いエリアが表示されますが、体感あまりあてになりません。赤いエリアに行ってもそのエリアから依頼が来たことはないです。「駅前に赤いエリアがたくさん出てるから今日は稼げそうだぞ」くらいの感覚です。
4. 配達リクエストが来たら、良ければ受ける
配達リクエストが来たら、報酬の見込み額と受諾してから完了するまでにかかる見込み時間が表示されます。私は基本的にほとんどのリクエストを受注しますが、休日や雨の日など需要が多い日は時給にしきい値を設けて拒否することもあります。
ダブルピックと言って、最初のピック(料理の受取)までにもう1件リクエストが来ることもあります。トリプルピックもたまにあります。
あるお店のピックに向かっている途中に別のお店の依頼を受諾すると、目的地が2件目のお店に変わることがあるので注意して下さい。
5. お店に移動する
アプリでお店の場所と住所が表示されるので、それに従ってお店に移動します。
ドライバーアプリはピンの位置をGoogleマップに送って案内してくれます。コンパニオンならYahooカーナビやゼンリンなど様々な地図アプリに対応しています。
もちろん、安全と法令に気をつけて運転しましょう。
6. お店で料理を受け取る
お店に着いたら、バイクを邪魔にならない場所に停め、指定の方法で入店します。特に指定がない場合は正面から入っていいです。
私は初めヘルメットを脱いでいましたが、途中から面倒くさくなってつけたまま入店しています。注意されたらその店では脱ぐつもりですが、未だに注意されたことはありません。
入店時の挨拶は「お世話になります、Uber Eatsです。」で良いでしょう。
お店の方から注文コードをきかれたらいつでも照合できるように、予めスマホを構えておくとスムーズです。
まだ料理ができていなければ待つことになります。このときイスに掛けてもいいと言ってくれるお店もあります。料理があまりにもできないようであれば配達をキャンセルすることもできます。店員の方に一言「あとで代わりの配達員が来ます」などと声を掛けておくべきでしょう。
ダブルピックのときはどっちの商品か分かるように工夫すべきです。私はバッグに付属の仕切りを使ってバッグ内部を上下に分け、受取完了後に分かる配達順で後の商品を下に、前の商品を上に入れます。同じ店舗でダブルピックの場合は仕切りで分けただけでは分からなくなる可能性があるので、受け取ってすぐにペンで注文記号の上2桁を商品の袋に書きます。店員さんが予め書いてくれていることもあり、非常に助かります。
料理を受け取ったあとにバッグに詰めるとき、商品をどこかにちょい置きしたいことがあると思います。そのときは地面に置くことをおすすめします。高さのある所に置いたら、物が袋の中でがさりと動くことで落下する恐れがあります。飲み物はこてんと倒れたくらいではこぼれないようになっていますが、高さのある所から落下すると蓋が外れてこぼれます。私も最初は地面に置くことに抵抗がありましたが、一度高さのある所にちょい置きしてこぼしてからは必ず地面に置くようにしています。
料理の受け取りを終えたら、受取完了ボタンをスワイプします。
7. 届け先に移動する
届け先の住所を確認し、移動します。アプリの操作はお店に行くときと同様です。
届け先が集合住宅なのに部屋番号まで記載されていなければ、移動を始める前に注文者の方に連絡しておくとスムーズです。
住所に不備があったり、住所の場所とピンの場所が違うことはよくあります。ピンの位置が届けてほしい所と違っていることはあまりないので、住所が変でもとりあえずピンの場所に向かいます。ごくたまにピンがダメで住所が合ってるときもあります。
たまに住所もピンもダメなことがあります。そのときはお客さんにチャットか電話で連絡して、案内をお願いします。お客さんのアプリには配達員の位置が表示されています。
私はまだ経験してませんが、お客さんにチャットや電話をしたのに全然反応がないときは、最初に連絡してからある時間が経てば配達をキャンセルできるそうです。それでキャンセルされた商品はゴミ箱に入れてもいいですし、配達員のお腹に入れてもいいです。
8. 届け先で注文者に料理を渡す
私はこの最終フェイズで目当ての建物を見つけるのに時間がかかりがちです。
昼はまだしも、夜だと建物の外観、アパート名、表札などが見えにくいです。
話が逸れますが、配達員としては、お客さんが建物の外観、表札、敷地の入口の方角(「西側の大通りから入れます」など)を書いてくれているとても助かります。
玄関先で受け渡しの場合
着いたらインターホンを押します。「Uber Eatsです。」と言えば良いでしょう。
お客さんが出てきたら
配達員「お待たせしました。(料理を渡す)」
お客さん「ありがとうございます。(料理を受け取る)」
配達員「ありがとうございました。」
の二言だけで問題なく終了です。
暗証番号が設定されている場合
誤配防止の措置です。商品を渡す前にお客さんに暗証番号を聞いて、自分のアプリに入力して下さい。
置き配の場合
玄関のドアが開いたときに商品とドアが当たらない所に商品を置きます。
商品の写真を取って送信し、配達済みのボタンを押します。