らくよう日和

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子供を生む前に必ず考えるべき2つの問い

なぜかみんな子供を生むことは良いことだとか、子供は生んで当然だなどと自動的に思っている節がある。私はそのように社会の常識や生物的な本能に盲目的に従うべきではないと思う。

私は子供を生むべきではないと思っている。所謂、反出生主義者である。しかしそれは、子供が嫌いだからではない。子供の幸せを考えた結果、反出生主義に至ったのだ。

反出生主義だからといって、無条件に他の人も子供を生むべきではないと押し付けるつもりはないが、子供を生んで良い条件というものはあると思う。それは、以下の2つの問いにどちらも「はい」と答えられるということだ。

1. 子供にとって生まれることは生まれないことより得なのか(幸せなのか)。

2. 自分が真に子供を欲しているか。

どちらか一方でも「いいえ」や「わからない」と答えた人は子供を生んではいけない。また、2つの質問の重要さは同じではない。1のほうが遥かに重要だ。

回答例として私の回答を以下に記述する。

1. 子供にとって生まれることは生まれないことより得なのか(幸せなのか)。

いいえ。子供にとって生まれてくることは損である。なぜなら、今の自分が生まれてきて損だった、無のほうが幸せだったと思うからだ。むしろ、無こそ最高の幸せだと思う。また、他人に目を向けても幸せそうな人がいない。メディアで見かけるような非常に恵まれているであろう人でさえも、みんな苦しそうだ。仕事、お金、人間関係、老い、病気、戦争など、みんな何かに苦しみ怯え怒っている。この世には楽しいことは大してないのに、嫌なことはたくさんある。生まれてくる子供がどんな人生を生きるかはどうしたって完全には分からないが、自分と他人の様子から推測することはできる。推測の結果、生まれることは損だと思った。

2. 自分が真に子供を欲しているか。

いいえ。子供は可愛いと思うし、もし生まれたらそれはそれは大事にするはずだが、真に欲しているかと言うとNoだ。子供が必要でないとも言える。自分が真に欲していないのに、社会の常識だからや他人の期待に応えてなどの理由でやることは、何の価値もないどころか自分にとっても子供にとっても害でしかない。